2018.10.23
よく噛むと、なぜアンチエイジング効果があるの?
よく噛むことでだ液の分泌が促されます。だ液にはアンチエイジングに貢献する様々な成分が含まれています。そのうちの一つがアミラーゼです。アミラーゼは消化酵素の一つで、胃にかかる負担を軽減させ、栄養素の吸収を早めてくれます。また、ペルオキシターゼ(たんぱく酵素)は、発がん性物質の抑制作用や、老化現象を引き起こす活性酸素を抑制する働きがあります。
若返りのホルモン“パロチン”も!
さらにだ液には“パロチン”という成長ホルモンが含まれています。若返りホルモンとも呼ばれるパロチン(耳下腺ホルモン)は肌、骨、歯、筋肉といった全身の様々なところに作用し、体を若々しく保ったり、肌の新陳代謝を促す作用もあると言われています。
脳も活性化!
そ嚼が十分行えないと、学習・記憶能力が低下し、認知症の発症リスクが高まると言われています。よく噛むことによって頭部の血液の循環が良くなり、脳神経が刺激されて脳の働きが活発になります。