歯ブラシでは除去することのできない歯の表面の細菌が付着する膜をプロの手により器械的に取り去っていきます。それによりむし歯菌、歯周病菌を寄せ付けません。歯の表面の膜を取り去った後でお口の中の爽快感を味わってみてください。
柔らかなゴム質のカップ状ブラシなどで回転させながら、自分では磨くことのできない歯と歯の間の汚れ、歯と歯茎の境目の歯周ポケットに隠れている汚れを1本1本プロの手で丁寧に取り去っていきます。そして歯を強くしてくれるフッ素をコーティングしていきます。
いずれも歯石がついてる場合は、歯石取りが優先になります。また、P.M.T.Cをする前はお口の中の検査を行います。P.M.T.Cを受けた人と受けなかった人ではあきらかな違いがデータよりわかると思います。
歯の表面を、歯ブラシの届きにくい歯と歯の間をクリーニング専用の小さなブラシやカップを使用して、汚れと着色を取るのと同時に、歯の表面のキズを滑択(なめらか)にして細菌がキズに入り込まない様にします。
虫歯菌とか歯周病菌たちは、自分達を守るために、ネバネバした膜(バイオフィルム)を作り出し、その中で活動します。キズの中に入り込み膜が出来ると、ブラシなどではなかなか落とせません。
そこで、クリーニングをしてキズをなめらかにして、細菌が入り込まない様にすることが目的です。クリーニングをすると細菌の数が減りますが、元の数に戻るのが3~4ヶ月と言われています。そのころをねらってクリーニングをすると効果的です。