定期検診を主体にして、ご自分の口の中の状態を適確に把握していただき、口の中の汚れ具合を染め出し、歯科衛生士による、その方に合ったブラシの方法を皆さんと一緒に考え、実際に行っていきます。
最近は特にお子様達の口の中の状態に変化があり、10~20年前とは様変わりして、いわゆる虫歯が減少して来ていますが、成人の方にはまだ治療後の手入れが再発を断ち切る唯一の方法だと思われ、予防に勝る治療はないと、当院では予防に力を入れています。
なかなか口の中を鏡で見ただけですと、どの位汚れているかが判りません。そこで歯科衛生士によって、その汚れを染め出し、(ご自分で染め出しても奥歯の汚れがなかなか把握しにくいものです)実際に歯ブラシを使用してご自分の磨き方のクセなどを理解してもらいます。
また、歯ブラシのみでは汚れが落ちない歯の間の部位は、歯間ブラシや糸ヨウジを使った磨き方をお話します。それをご自分で確認していただき、日々のお手入れにつなげていってもらう方法です。
水を付けない歯ブラシでのカラ(空)磨き(これならいつでもどこでも出来ます)。次に、歯間ブラシ、糸ヨウジを使用。そして研磨剤を少し付けて仕上げ磨き。最後にリステリン・モンダミン等の殺菌性のあるうがい薬でうがいをするやり方です。